Claris FileMaker スキルアップワークショップ(2025/11/30)

問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:「レイアウトから始める カスタム App 設計─実践編」

2025/11/30 13:30〜 札幌市生涯学習施設ちえりあ

11月5ー7日東京虎ノ門ヒルズで開催されたClaris Conference での弊社ワークショップ「レイアウトから始める カスタム App 設計」(WS-7)の続編

という位置づけでもあります。Claris Conferenceでは僅か1時間枠にかなりの内容を詰め込んでの開催でした。

今回もこれまでと同様、現地札幌市生涯教育施設ちえりあでの参加組とオンラインでの参加とのハイブリッド構成とし、総勢で15名構成です。


通常のワークショップ枠として開催する本日は、CC2025からの続編であるためその内容の振返りから始め、現地で記載したホワイトボードでの画面設計、遷移で終わっていた内容を実際のFileMakerファイルへと進める展開となりました。


虎の門で開催した現地ワークショップでのストーリーボード(レイアウトデザイン+フロー )が今回のワークショップでの基礎資料となります。現地ワークショップに参加していない方も相応数いることから、そのストーリーボードが構成された前提説明などを含めたストーリーボードを改めて共有しその構成要素を把握することから始めました。

 

協議のポイントは

• ストーリーボードからフィールド定義

• テーブル構成とリレーション設定

• スクリプト作成
が中心となります。

storyboard
Screenshot

画面上では、比較的シンプルに見える表示要素ばかりですが、実際には個々の項目がどのような種別のフィールドであり、それはどのテーブルに属するべきなのか、それらのレイアウトテーブルはどのような関係性で他のテーブルと情報を共有、補完しあうか、などワークショップとしての議論は深まる一方でした。
当初予定では約3時間でアプリの構築まで実施する予定ではありましたが、重要な要素の論点が目白押しとなり、どれ一つを落としてもアプリ開発を進めて行く上で欠落させることのできない情報と判断し、急きょ、年明け早々の1月に続編その2の開催をこの場で決定し、テーブルリレーションの基礎知識であるアンカーブーイに関する情報も次回改めて触れることとし、本日はテーブル構成とフィールド設計で終了となりました。
アンカーブーイに関しては以前カンファレンスでセッションを担当し、その際の様子がアーカイブとして今でも視聴できます。
内容自身は今でも十分に利用できる内容ですのでご興味の有る方は以下のリンクから。

改めて考えるアンカーブイの操作方法と実践(新規ウィンドウで開く)

とかく、こうしたレイアウトデザインは、スクリプト構築やテーブルリレーションと比較すると時間をかけずに進むことが多いかもしれませんが、弊社では、アプリ構築は、レイアウトデザイン+データベース+ロジック の三階層が適切に構成されてこそ満足度の高いものになると考えており、かなり重要視しています。その重要視する背景までお伝え出来れば嬉しく感じています。


基本的には隔月開催のDBPowers FileMakerスキルアップワークションですが、先にも触れましたように次回は年明け早々の1月中旬(2026/1/18)短期間での開催となります。

 

ありがとうございました。


本日のまとめ

本日のまとめ以上