Report:FileMaker Go 開発・利用者の為のiOSアプリ構築ハンズオン(Season3 | day2- – アプリ作り編)

FileMaker Go 開発・利用者の為のiOSアプリ構築ハンズオン(Season3 | day2- – アプリ作り編)

2026/05/24 10:00 札幌市生涯学習センターちえりあ

主催 株式会社DBPowers  

開催支援 Soconnect社 井口氏

恒例の開催場所 ちえりあ
恒例の開催場所 ちえりあ

すっかり初夏の装いになったちえりあで、本日は午前中のみのSwiftUI勉強会の開催となりました。

今回は終日開催のSwiftMakerMeeting
今回は終日開催のSwiftMakerMeeting

本日は午前中だけのショートクラスでの展開な為に前回の復習にてこの1ケ月でのAI回りの変化を確認することを目標としFM DiffViewerの本格コーディングは次回以降の内容としている。

そこで今回はこれまでの数ヶ月間、AIへの指示や情報提供、及び生成する仕様などを全て.mdのマークダウン様式で利用してきたが、ここ最近がhdmlの方が効率的である、との情報がSNS界隈で非常の多く見受けられている。そこで今回は、前回に作成を試みたFM DiffViewer の仕様書をhdmlファイルで生成させてみることとした。

2画面構成での展開も定番となりました。
2画面構成での展開も定番となりました。

全体スクリーンでAIの実装の様子を確認しながら、章スクリーンでは実装要件を整理

そこで、まずはどのようなアプリがあると日常的に便利で効果的かを検証したところ、

「 スクリプトやレイアウトなど、各カテゴリ分けして人間が視覚的に見やすいようにその差異を表示するViewerが欲しい」

というものでした。

意図しない変更要素を変更前に戻す、というGitのような機能についての言及もでましたが、今回はそこまで踏み込んでアプリを複雑化させるよりもシンプルに差異を表示する機能にのみ特化することとしましたが、実装仕様はについて、必要な部分があれば改めてその効果と難易度を考慮して追加することとしました。また、昨今のFileMakerプラットフォームの動向から、FileMakerファイルの構成情報はXMLで取得、それも、DDR経由ではなく、「save a Copy as XML」からの出力されたものを採用することとしました。

以上の事から、

「ファイル構成のスナップショットを取得し、それを要素別に抽出・比較する仕組みを作る」

としました。


また、作成の途上での検証として

 - 出力されたxmlの内部に外部公開不可な情報の有無を判断し、セキュアな運用に考慮する

こととしました。

AIが生成してく処理を適宜検証

まずはローカル環境の確認。それぞれは現在持ち込んできているマシンスペックに対してどのレベルのモデルがインストールできるのかを確認した。

また、ローカルの構築環境としてはLLMStudio と Ollama とが代表的な環境ではあるが、双方にそれぞれの利点が有る一方で使い分けをしたい時にダウンロードする大きな容量を持つモデルを併用する方法も確認した。


実際にローカルで利用することは可能だが、これまでtokenの利用には目をつぶってインターネットの世界の先端 AIをふんだんに使っていた経験を持つ人には仮にセキュアでコストが掛からない、とは言え、レスポンス速度が全く異る環境でのAI利用に慣れる事ができるのかは予断を許さないものと感じる。

iPadとの2画面構成はかなり効果的
iPadとの2画面構成はかなり効果的

 

ローカル環境でQuenを試す

ローカルで動かしたい場合は、所謂最低スペックのマシンでは少々快適なAI利用は困難と捉えた上での利用をすることになると思われる。

MCPも利用
MCPも利用

さて、ローカルな環境での検証をひと通りすませた上で、当初の目的であったAIに仕様書の出力を指示するにあたり、マークダウン(md)での出力をhtmlにて出力するその成果を確認することにした。基本的な構成は前回既に利用していたFileMaker ファイルの構造を出力したxmlファイルをベースとして、これらの基礎情報を元に、仕様をhtml で出力せよ、との指示を出してその結果を確認した。

自動で作らせたhtml画面
自動で作らせたhtml画面

同じxmlからの出力なので、表現される内容はほぼ同じなのだが、何故にここまで様相が異る出力が出来るのかと突っ込みたくなるほどの出来栄えの違いが露骨に出た。


良く言えば、codex はシンプルで質実剛健、claude code は、今風のいけてる感じのhtml という様子。

いきなり、そのままでも人前に出せるほどのクォリティか、と言えば、試した環境からの出力ではそこまでのものを出す事はできなかったが、それでも相応の状態では出てきている事から、出す指示の内容次第では十二分なクォリティを実現できことは容易に想像できた。


今回は短時間でも合ったことからあまり進む事はできなかたものの、それでもこのたったひと月でも前月とはAI利用の周辺事情大きく変わっていることを実感できるSwiftMakerMeetingではあった。

次回のSeason3 day3 では当初の予定だった前回の内容(アプリの実装レベル、必要とする機能の精査など)を踏まえてアプリ化への進行を進めることを目標とします。

 

swiftMakerMeeting
swiftMakerMeeting