Report:FileMaker Go 開発・利用者の為のiOSアプリ構築ハンズオン(Season3 | day2- – アプリ作り編)
SwiftMaker Meeting 活動レポート
FileMaker Go 開発・利用者の為の iOS アプリ構築ハンズオン
Season 3|Day2 – アプリ作り編
今回の概要
すっかり初夏の装いになったちえりあで、本日は午前中のみのSwiftUI勉強会の開催となりました。
本日は午前中だけのショートクラスでの展開な為に、前回の復習にてこの1ケ月でのAI周りの変化を確認することを目標とし、FM DiffViewerの本格コーディングは次回以降の内容としている。
md から html へ — 仕様書生成のスタイル変更
そこで今回はこれまでの数ヶ月間、AIへの指示や情報提供、及び生成する仕様などを全て.mdのマークダウン様式で利用してきたが、ここ最近はhtmlの方が効率的である、との情報がSNS界隈で非常に多く見受けられている。そこで今回は、前回に作成を試みたFM DiffViewerの仕様書をhtmlファイルで生成させてみることとした。
FM DiffViewer の要件を整理する
そこで、まずはどのようなアプリがあると日常的に便利で効果的かを検証したところ、
スクリプトやレイアウトなど、各カテゴリ分けして人間が視覚的に見やすいようにその差異を表示するViewerが欲しい
というものでした。
意図しない変更要素を変更前に戻す、というGitのような機能についての言及も出ましたが、今回はそこまで踏み込んでアプリを複雑化させるよりもシンプルに差異を表示する機能にのみ特化することとしましたが、実装仕様については、必要な部分があれば改めてその効果と難易度を考慮して追加することとしました。また、昨今のFileMakerプラットフォームの動向から、FileMakerファイルの構成情報はXMLで取得、それも、DDR経由ではなく、「Save a Copy as XML」からの出力されたものを採用することとしました。
以上の事から、
ファイル構成のスナップショットを取得し、それを要素別に抽出・比較する仕組みを作る
としました。
また、作成の途上での検証として
- 出力されたXMLの内部に外部公開不可な情報の有無を判断し、セキュアな運用に考慮する
こととしました。
ローカル環境の検証
まずはローカル環境の確認。それぞれ現在持ち込んできているマシンスペックに対してどのレベルのモデルがインストールできるのかを確認した。
また、ローカルの構築環境としてはLM Studio と Ollama とが代表的な環境ではあるが、双方にそれぞれの利点が有る一方で、使い分けをしたい時にダウンロードする大きな容量を持つモデルを併用する方法も確認した。
実際にローカルで利用することは可能だが、これまでtokenの利用には目をつぶってインターネットの世界の先端AIをふんだんに使っていた経験を持つ人には、仮にセキュアでコストが掛からない、とは言え、レスポンス速度が全く異なる環境でのAI利用に慣れる事ができるのかは予断を許さないものと感じる。
ローカル環境でQwenを試す
ローカルで動かしたい場合は、所謂最低スペックのマシンでは少々快適なAI利用は困難と捉えた上での利用をすることになると思われる。
AIによる仕様書のhtml出力を比較する
さて、ローカルな環境での検証をひと通りすませた上で、当初の目的であったAIに仕様書の出力を指示するにあたり、マークダウン(md)での出力をhtmlにて出力する、その成果を確認することにした。基本的な構成は前回既に利用していたFileMakerファイルの構造を出力したXMLファイルをベースとして、これらの基礎情報を元に、仕様をhtmlで出力せよ、との指示を出してその結果を確認した。
同じXMLからの出力なので、表現される内容はほぼ同じなのだが、何故にここまで様相が異なる出力ができるのかと突っ込みたくなるほどの出来栄えの違いが露骨に出た。
良く言えば、Codex はシンプルで質実剛健、Claude Code は、今風のいけてる感じのhtml、という様子。
いきなり、そのままでも人前に出せるほどのクォリティか、と言えば、試した環境からの出力ではそこまでのものを出す事はできなかったが、それでも相応の状態では出てきている事から、出す指示の内容次第では十二分なクォリティを実現できることは容易に想像できた。
今回のまとめと次回予告
今回は短時間でもあったことからあまり進む事はできなかったものの、それでもこのたったひと月でも前月とはAI利用の周辺事情が大きく変わっていることを実感できるSwiftMakerMeetingではあった。