Report: 「問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ」

「問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ」

2026年5月24日 13時30分〜(札幌市生涯教育施設 ちえりあ)

今回は、今までとは少し様相を変えて、ワークショップという限られた時間の中で、(スマートフォン)アプリを作り上げてみるというスタイルで開催しました。完成を目指すのではなく、アプリを作成、構築していくプロセスの中で、何をしようと試みたのか、どこに迷ったか、どこで止まったか、何が残ったか、などのポイントポイントでの情報共有を通じてアプリ作りのスキルアップを目指そう、というものワークショップになります。また、本日、共有された情報の中で、掘り下げた方がより理解が進む、というような対象項目については、次回以降のワークショップで取り上げる予定でいます。

 

テーマ選定の縛りとしては、FileMakerアプリ、という前提になります。

 

短時間でのアプリ作り、という時間制限がありますので、どんなテーマのアプリを作ればで時間内に或る程度の完成形まで持っていけるか、予めチャットAIに確認してみました。AIが提案してきたものは

  • 連絡先管理
  • 備品管理
  • タスク管理

などが、基本的な登録、検索、或いは画像登録などができる比較的構造が簡単なアプリとして表示されました。

また参加された皆さんの提案アプリとしては

  • 翻訳アプリ
  • プロジェクト進捗管理

などがありました。

参加されている方々がお持ちのFileMaker の知識や技術、作りたいものの規模感や難易度により、結果的には個人でのアプリ作りとグループでのアプリ作りとに別れての開始となりました。

そこで、今回全く初めてFileMaker を触る、という方もいましたので、その方を中心に支援者をメンバーとする数人のグループが形成され、そのグループの作っている画面と音声をオンライン、オフライン全体で共有しながら、ワークショップとしての一体感を保持する形としました。

対象としては、タスク管理としました。

問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_1
問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_1

最初に必要な項目をピックアップし始めた際に、タスク管理のような汎用性の髙アプリならテーブル設計をAIにやらせてみよう、その出力を改めて考えて、知見を積み上げよう、という意見も出てきたのでそれを試してみることとしました。

問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_2
問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_2

ファイルを新規に作成する時などは、先行する経験者の方から、自分にはこういうルーチーンがある、こんな手順をとりやすい、などの話も出ました。 一方で、今回の利用対象者がWebアプリ・Webサイトのサポート業務に従事していることもあり、その業務ならでは独特な情報の処理をどのように実施するか、などもアプリに実装する機能として協議をしながら作業をすすめました。

 

この様な形で初めてのFileMaker作業であっても、既存の表計算での管理シートをアプリとして相応の形まで持っていくことができたと考えます。

問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_3
問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_3
問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_4
問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:90分でどこまで作れる?即席アプリ開発チャレンジ_4

最後の成果発表の際にはログイン周りの実装など、業務的に必要な機能については、全くの初心者が作成したアプリではありましたが、相応のレベルで実装を実現できていました。

 

単独での作業にて実装をしてきた他の参加者の方々のアプリとしては

  • 相互に関連するファイル間でのスクリプトの実行を可能とするアプリ
  • リモート越しにAIを使って実装を試た出生地や年齢、性別から占えるアプリ
  • スクリーンショットマネージャー
  • プロジェクト管理

など、様々な仕様の実装を試みようとする野心的なアプリが多かったようです。 一方で、ネットワーク環境を利用するアプリや構築だとその環境要因が効果的に機能しないケースも多々有ったようですが参加者の皆さんとの間で改善策、解決策が見つかることも多かったようです。

 

今回は全体での作業にあまり時間を使わずに、それぞれのグループや個人の志向に合わせたアプリの作成途上での気付きや疑問、そして解決策を共有するワークショップとなりました。三人寄れば文殊の知恵、という訳ではありませんが、さっきまで悩んでしたことが全体協議ではいとも簡単に解決する、といった状況にも遭遇し、チームワークでの作業効果も実感出来たように感じました。

 

今後もこのような様々なスタイルのワークショップを通じて、多くの皆様にご参加いただける機会を準備したいと考えています。ありがとうございました。

 

次回は7月の開催を予定しています。