Report: 「問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:FileMaker 2026 新バージョン~かゆいところに手が届く便利機能をピックアップ~」
Claris FileMaker スキルアップワークショップ
問題解決 Claris ワークショップ in 札幌:FileMaker 2026 新バージョン ~かゆいところに手が届く便利機能をピックアップ~
FileMaker 2026(v26)
6月に発表されたFileMakerの新バージョン(v26)。「便利な機能が追加された」という噂の信憑性を確かめるべく、今回のスキルアップワークショップで徹底検証しました。
まずは参加者に問いかけるところから
毎回のことながら、まずはご参加いただいている皆さんに「どんな機能に注目されていますか?」という問いかけからスタート。AIの機能、レイアウト周りの機能、あるいはスクリプトステップまで、今まで苦労していた部分の改善点など、現在使っている環境ならではの視点からのコメントが多く出たスタートとなりました。
恒例のリリースノート読み解き
続いて、新バージョンが出た際の恒例となっているリリースノート(新規ウィンドウで開く) を読み解く形で進行。多くの項目の中から、特に使い勝手・開発勝手に効果がありそうな機能に話題が集中しました。
また、新規機能とは別に「修正された問題」としてピックアップされている要素も多数あり、これらをそれまで何らかの方法で回避していた開発者・作成者の方も相応数いたようで、非常に興味深い話が進みました。リリースノートは表示要素が多すぎるため、途中からは「Claris FileMaker がさらに進化しました」(新規ウィンドウで開く) のカテゴリー別ページに切り替えて話を進めました。
新機能を実ファイルで検証:フィールド定義の「詳細」ボタン
リストアップされた新機能・更新機能の文言を、これまでこのワークショップで作成してきたサンプルファイルで個別に確認しながら検証作業を実施。特に注目を集めたのは、データベース定義画面に新しく表出した「詳細」ボタンです。
「フィールド表示名の追加」の機能強化とセットで覚えておくと、かなり使い勝手に変化が出そうだという意見で一致しました。
レイアウトモードの刷新(Mac版のみ)
レイアウトモードに切り替えた際の画面構成が、Mac版に限りガラッと変更されました。この変化については、参加者から歓迎する声もある一方で、辛口なコメントも。これまで比較的高いレベルでWindows/Macの操作性統一を実現してきたFileMakerプラットフォームが、最近はWin版のみ・Mac版のみといった機能差分が増えてきたこと、また今回の変更が何を意図したものか明示が分かりづらい、といった指摘が、特に経験の長い方々から出ていました。
スクリプトワークスペースの変更点
「作る側」の参加者が多かった今回は、スクリプトワークスペースまわりの変更についても活発な意見交換がありました。開発履歴を残し、後日の検証や改修に活用できるコメントの書き方については、Windows/Macどちらを普段使っているかによって、気になるポイント・気にしている挙動が異なるという違いも確認できました。
ブラウズ/検索モードのフィールド処理が大幅拡張
PDF関連の処理が拡張されたことに加え、エリアが小さすぎて入り切らず隠れていたフィールド内容が確認できるようになるなど、ブラウズモード・検索モード下での対象フィールドのハンドリング処理が大幅に拡張。この点はかなり歓迎する反応が多く見られました。
AI強化とXML関連機能、その他の細かな改善たち
AI機能の強化と歩調を合わせるように拡張が続くXML関連機能についても、アクセス方法などの基本的な使い方を中心に意見交換ができましたが、時間の都合もあり今回は深掘りまでは至りませんでした。
これら以外にも、レコードのエクスポート時のラベル行の取り扱い、レコードソート時の空白レコードのハンドリング、画面のズーム表示の処理など、今回のテーマ「FileMaker 2026 新バージョン ~かゆいところに手が届く便利機能をピックアップ~」に相応しい、細かいながらも便利になった機能を随所で確認。
次回は9月開催予定
約3時間のワークショップの後は、会場「ちえりあ」1階の「タリーズ」にて、会場参加の皆様と今回の振り返りと、今後取り上げてほしいテーマ・内容についてのご要望をヒアリングし、閉会となりました。
次回は9月の開催を予定しています。詳細は改めて公開いたしますので、ご都合が合いましたらぜひご参加ください。
会場でのご参加、オンラインでのご参加をいただいた皆様、ありがとうございました。