「課題解決型思考(Problem Based Approach|PBA) で実現する ”使えるシステム構築” ワークショップ 」開催のお知らせ
【全4回シリーズ・第2回】参加者募集(※第1回未参加の方も大歓迎)
PBAで描く『使える災害即応システム』デザインワークショップ
Stage 3:define(有るべき姿)|手描きストーリーボードと「対話パートナーとしてのAI」で描く運用・画面設計
🔰 第1回目のワークショップに参加されていない方も問題なくご参加いただけます!
冒頭で第1回の振り返りや前提知識を丁寧にフォローいたしますので、今回が初めての方もどうぞ安心してご参加ください。
📅 開催概要
- 第2回開催日時:2026年11月29日(日) 13:00〜16:00(受付開始 12:45〜)
- 会場:札幌市生涯学習センター「ちえりあ」(札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10 / 地下鉄東西線「宮の沢駅」直結)/ Webexオンライン(※ハイブリッド開催)
- 参加費:無料
- 開催予定:隔月連続開催(全4回を予定・ハイブリッド対応|今回は第2回)
- お申込方法:Peatix特設ページ(https://dbpowers-pba-workshhop.peatix.com/)(新規ウィンドウで開く) よりお申し込みください。
- ご参加いただける方:老若男女、システム知識の有無を問わず、幅広いご参加をお待ちしています。
- 課題解決型アプローチ(PBL/PBA)に興味のある方
- 防災支援システムに関心のある方
- 医療、行政、民間問わず、防災対策・支援策に関心のある方
- その他、現在の災害対策に何か助力したいと思われる方
💡 本ワークショップのアプローチ
📊 徹底的な「実例検証主義」
報道されている初日からのニュースや、自治体・専門家による現場情報を入手可能な限り網羅し、架空ではなくリアルな実例を検証対象とします。
🎨 「デザイン」から始める
AIを動かす前に、まず「誰が、どの場面で、何をするシステムなのか」を徹底的に対話し言語化します。この設計図を描くことこそが成否を分ける最重要プロセスです。
🔌 プラットフォーム不依存
特定ツールやOSに縛られることなく、様々な環境でのインフラに順応でき、その日からすぐ利用可能な高汎用性の「パッケージとしての仕組み」を構想します。
🛡️ 公的機関での実用を見据えて
プロトタイプは、公的機関が想定する実用に耐え得る運用を視野に含め、技術の自己満足を排し現場の人々の明日を見据えます。
1. 第1回の振り返りと第2回の位置づけ
9月に開催した第1回ワークショップでは、災害現場で最も重要な一次情報が手書きの「ホワイトボード(クロノロジー)」に集約されている一方で、それを外部(本部等)と共有する手段が不足している課題を整理しました。(前回のレポートはこちら)
開発にあたっては、「AIによる画像の解読・自動データ構造化」という将来目標を見据えつつも、高度な自動化だけに固執するのではなく、「現時点で確実に実現できる機能から段階的に積み上げていく」という現実的なアプローチをとることで合意いたしました。
第2回では、この方針に基づき「Stage 3:define(有るべき姿)」として、具体的な運用フローと画面インターフェースの設計を進めます。
2. 第2回の主たる視点
① 手描きストーリーボードによる画面・運用可視化
手描きのイラストやフレームを用いて、避難所現場でのホワイトボード情報共有や「場所の情報(アクセス道路・位置)」「個人の情報(孤立者の把握)」がどのように繋がるのか、画面と運用の流れを描きます。
② AIを「1人の対話パートナー」として議論にアサイン
AIを単なる試作ツールとしてではなく、ワークショップの議論に加わる対話パートナーとして参加させます。人間が出したアイデアのファクトチェックや実現可能性の検証を、AIとリアルタイムに対話しながら進行します。
③ 多角的な視点の掛け合わせ
医療、福祉、IT、行政、地域など、異なるバックグラウンドを持つ参加者が意見を交わし、「現場で本当に動くか」というリアリティを検証します。
🎓 Project Based Approach 5つのステップ
当日は、次の5つのステージを通じて、丁寧にシステム構想を深めます。
- Stage 1 : find / 気付く
報道されている情報や入手可能な実例データを丁寧にたどり、表面から見えにくい「現場で起きている本当の課題」に目を向けます。 - Stage 2 : clarify / 解明する
なぜ既存の仕組みや対策が現場で機能しにくかったのか、情報連携の断絶や運用の障壁といった背景(理由)を探ります。 - Stage 3 : define / 有るべき姿(★今回のメインテーマ)
行政、支援団体、被災された方々が無理なく繋がり、必要な情報が過不足なく行き渡る、最適化された「あるべき連携の姿(理想)」をレイアウトデザイン(ストーリーボード)に描きながら具現化を模索します。 - Stage 4 : make / アプリ化試行
事前に対話を通じて明確にした「誰が、どの場面で、何をするシステムなのか」という設計図をベースに、AI/VibeCodingを積極的に取り入れて、実際のスマートフォンやタブレットで動作するプロトタイプを試作します。 - Stage 5 : re-consider / 残存課題
試作の結果見えてくる、技術偏重や運用優先の見極めや「まだ解決できていない課題」を整理し、誰もがその日に即座に使える仕組みにするための次の一歩を考えます。
📅 今後の開催スケジュール・ロードマップ
第1回:2026年9月13日(日) 開催済
【STAGE 1 & 2】リアルな被災地課題の「find」と障壁の「clarify」
被災初日からの現場の情報を実例として解剖し、物資配送や避難者捕捉を阻む構造的な課題を可視化しました。
第2回:2026年11月29日(日) 13:00〜16:00(★今回募集)
【STAGE 3】「あるべき姿(ideal goal)」のシステムアーキテクチャ設計
自治体、民間・NPO、被災者との3者間での情報共有を円滑化し、また可能にするこれまで望まれてきた仕組みを実現するフローを情報デザインを通じて描きます。
第3回:1月〜2月開催予定
【STAGE 4 & 5】プロトタイプ高速開発&残存課題の検証
スマホやタブレットなど現場で動作する「即応パッケージ」を最適な方法を用いてビルドし、最終的な社会実装を試行します。